パピルス草は、5000年前より古代エジプトで書写材料として使用されていた世界最古の紙の原材料です。古代エジプトの遺跡から発掘されたパピルス古代紙をご覧になった方も多いと思います。
 英語のペーパー(Paper)はこのパピルス(Papyrus)を語源としています。熱帯性の水生植物であるため、エジプトでは多年草、日本の気候では一年草として生育し、茎の断面は三角形で2m以上の高さに成長します。

 パピルス草は他の植物に例を見ない優れた水質浄化能力を持っています。窒素・リンを多量かつ急速に吸収する能力があるため、湖沼に栽培すると水質の悪化を抑制します。またパピルス草は成長が早く、二酸化炭素を大量に吸収するため、地球温暖化防止に役立ちます。さらに非木材資源のパピルス草を主原料とした壁紙は森林伐採の抑制に役立ちます。



< パピルス壁紙の施工例 >

環境対応壁紙「パピルス」の製品規格
JIS A6921 適合品(F☆☆☆☆)
特徴: パピルス草を主原料とした世界初の和紙壁紙です。日本伝統の抄造技術により自然素材の持つ暖かさ、優しさを遺憾無く引出した本物志向の壁紙です。独特の風合いは住む方に安らぎと満足感をお約束します。
品番: PA-1530(パピルス30%配合)
PA-1560(パピルス60%配合)
PA-1530K(パピルス30%・珪藻土15%配合)
規格: 有効巾92cm×50m乱巻き
機能性: 通気性に優れています。撥水加工を施しています。
特許: 特許第3353199号「パピルス草を使用して作る模様紙」です。

 ※より高級感のあるパピルス草の手漉き和紙壁紙もあります。
品番: PW-1060(パピルス60%・楮40%配合の手漉き和紙)
商品規格: 60cm×90cm/枚

※イメージとして、このページの壁紙は「パピルス壁紙」を使用しています。